そこのキミ。ここ数日間。モノをつくる自由について考えている。手遅れになる前に考察を巡らす必要があるのだ。
最近では「自由につくっていいよ!」という言葉に拒否反応を示す人がいるそうだ、オッサンは少しビックリするのだ。オッサンは自由のないモノづくりなんで考えられないのだ。
荷が重いのか?プロセス学びをマニュアルどおりに進めることを好む人が増えているのか?基本を忠実に遂行することを重視しているのか?と探ってはみるもののそうでもないようなのである。自分がどういうがモノが好みで、どのようなモノをつくりたいのかハッキリとしない、何か手探りでプロセスからつくってゆくコトなどめんどくさい、変なところで自分を評価されたくない、それをヤルことで儲かるの?ということなのだ。
自由なモノづくりとはどういうことなのだろうか?
一見自由そうに見えたジャズやロック、その現代への歴史をひも解けば消費文化にぶつかる、なにかモヤモヤしたものに取り憑かれた若者たちの欲求不満の解消をエサに、求心力を高めたカリスマを市場に送り込み、いかに消費させるかというシステム構築の歴史なのだ。巨大産業には多くの人が関わり、次々に新商品が送り込まれた。そこにはある自由らしきものは偽物でありガンジガラメの経済的自由なのである。でも多くの人はアーティストが訴えかけてくるメッセージや快楽に酔いしれることを最優先しているのだ。
このような現象をみれば、自由などというものはたいしたモノではないように感じてくる。自由などなくても消費文化が与えてくれる快楽で実は満足しているだ。
音楽においても、「無いものをつくる」のではなく「有るものをつくる」という指向が強いのだ、市場が有り、聴く人が有り、そこに笑顔が有るのだ。自由にふらふらと新境地を探索するなど無駄なことはしたくないのだ。
しかし、よく考えれば「無いものをつくる」も「有るものをつくる」も実は目的は一つなのだ、人の役ににたち、対価をえるというコトは同じで新市場を目指すか、既存市場を目指すかの差でしかない。目くそ鼻くそなのである。今、私たちが考えなくてはいけないことは、不満解消発散補助の便利市場をつくることではない、さらには巨大消費システムの破壊工作でもない、まず第一にこれらから解放さるることを考えるべきである。
対立は対話に変え、ひとり一人がアイデアをとりあえず現実化してみるのだ、行動できる人の比率を増やしてゆくことなのだ。自由がまだそこにあるうちに解放へ向かうのだ!机上の空論からは何も生まれない、目の前で起こっているコトには目をつぶり右でも左でもない道無き道へ進まなくてはいけないのだ、自分が踏み跡をつける最初に人間であっても恥じるべきではない。たとえ引き返すことになっても、道は沢山あるではないか…。今が封鎖される最後の瞬間なのだ。明日には自由の一区画は奪われる。オフグリッドだ!解放に向かえ!
今週末から怒濤の太陽光発電音響装置の3連続コラボです。
311を跨ぎ、様々な祈りや想いが交錯するでしょう。
異質な者とエネルギーと音でまじわる。
是非キミにも体験してほしい!!!!!。
2月28日(土)稲毛Jazz Spot CANDY
https://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/
森 岳之(ds)大島輝之(g,pc,bugeffects,etc)
片平隆行(modular synthesizer,etc)
open19:00start19:30
前日予約¥3000当日¥3500(1drink込税込)
3月9日(月)板橋サブテレニアン
https://www.subterranean.jp/
『停電の夜から』
舞踏 相良ゆみ 田仲ハル
太陽光発音響装置計画 片平隆行
open19:00start19:30
¥1500(1drink込税込)
080-4205-1050
3月15日(日)明大前キッドアイラックアートホール5F
www.kidailack.co.jp/
『ENTLERANSS エンターレランス;入口多数』
(万城目純+相良ゆみ+中村友紀+雪片+片平隆行)
start15:00
start19:00
予約¥2000円当日¥2500円
03-3322-5564