震災の後先にいろいろな決意をもち
新たな旅立ちの知らせが何人かから寄せられました。
そのことは決して他人事ではなく、自分にも問わなければならにことで現状をとりまく様々な事象をすべて取り込み表出へと結びつけたいと常々考えています。心ある世界に向かうか?向かわないか?各人が意識しなければならない時代が突然幕を開けたような感覚が降ってきています。いろいろとノートに向かううちに日本語の美しさと抽象性を「方」という文字に無理矢理押し込めてみることにしました。心ある人に贈る言葉として自戒としての言葉として…。自分も突破してゆきたいです。しばらく会えないけど、みんな元気でな。
行方(ゆくえ)
此方(こち)はこころなきゆえ
他方(たほう)にむかおう
先方(さきかた)にはうっすらりんかくあり
途方(とほう)をさぐろう
方図(ほうず)はあってなきのこと
仕方(しかた)についてのはなしをしよう
双方(そうほう)はきっとつながる
彼方(かなた)はちかづき
方土(ほうど)となる