Makersの神器、Arduinoについに手を出した。

週末、まず入門書を手に入れた。ネットでも色々な情報が手に入れられるのだが、よく調べれば。英語のチュートリアルを翻訳した程度か、あるいは、いきなり何が書いてあるのか全く理解できない高度なものか、やはり世の中そんなに甘くはない。
しかし、複雑なことをしなくても、シンプルに電気が上がったり下がったりしてくれれば、モジュラーシンセに音を出させることは可能なのだ。しかも、アルド君の環境は5Vなのでありまして、モジュラーシンセとの相性はバッチリなはずなのだ。

モジュラーシンセは0から5Vの電気を出し入れすることでヘンテコリンな音を出すのである。モジュラーシンセの鍵盤には、CV(コントロール・ボルテージ、音程を初め各機能の値を制御する)とGATE(信号のオン/オフの情報。音の長さを制御する。)の2種類の出口があって 、いずれも0から5Vの電気の波を流してやることで音階や音を止めるスイッチになり、楽器として成り立っているのである。12音階で制御するためには、その音階になる波をつくり、それぞれの白鍵と黒鍵に割り当てているのだ。これが基本なのである。

しかし、21世紀には過去に組み立てられた音階などという概念から解放された音が求められるのである(ホントか?)。そのためには、新たな12音階鍵盤に変わるモノが必要とされてきている。8×8のマトリックスの鍵盤でもよいし、振動を拾うセンサーであってもよいわけだ。そんな、楽器をつくることも音楽の一部になっているのだ。

ココロザシを高く持ち、実験開始。

まず、アルド君の1ページ目に必ず出てくる、「LEDを点滅させる」というもの。実はこれだけでもモジュラーシンセの音をかえることは可能なハズ。

まず、LEDの代わりに3.5mmのジャックをつくる。といっても+と−を間違えないようにハンダ付けするだけである。今回は、ブレッドボード用(Makersの神器その2)のコードを半分に切って、アルド君やブレッドボードに刺さりやすくした。

次にプログラムを書く、たった4から5行だけである。コピペでもよいのだが、まじめな生徒は本を見ながら自分で打ち込む(基本が大切)。そして、プログラムの検証のボタンを押す。すると下に間違えの箇所が表示されるのだ。アホな生徒は、5箇所ぐらいの間違いがでてくる。なにか、この前にこの指示がくるのはオカシイ…とか、そんな感じの英文が表示される。文章のあとの「;」が抜けていたり、大文字で打たなければいけないところを小文字で打っていたり…。まったく人の指示を聞かない、使えない部下のような感じである。ハイハイと言って直せるのは、横にお手本があるからで…コリャ先が思いやられる。

そして、完成したプログラムのスケッチをアルド君に転送。チカチカとアルド君が光って、オマエの気持ちは、受け取ったぜ!と応えてくれるのである。

そしてそして、電気の失敗で様々な機材をぶっ壊してきた経験から、テスターを使いちゃんと5Vの電気が出てきているかどうかを確認してみるのだ!(バカだからしょうがない…)

そして、恐る恐る…。モジュラーのCVジャックに連結……。

「ピー」という出っぱなしの音が、「ピッピッピッ…」と分割された。やったぜ思った通りだ、アルド君でモジュラーをコントロールできるぜ!!!

次に、「ピッピッピッ…」という音の間隔を短くしてみる、そうすれば、新たなに音階をつくることができるハズ。プログラムの数字を小さくして、アルド君に送る。すると

「ビーーーー」という音に!!!

「よっしゃーコリャいけるゼ!」手応えアリだ。

 

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次の課題は、アルド君に命令を送るために、ボリュームをくっ付けてみる。そう、ボリュームが鍵盤の変わりになるのだ!

アルド君のための5Ωのボリュームを用意した。単純にアルド君が5Vだから5Ω。シロウト発想である。世の中には抵抗という部品があってそれを使えば、色々できるハズだが、アホはとりあえず5Ωでガマンだ。

そして、また、プログラムのスケッチだ。

今度は、「このボリュームから入ってくる電気量の合わせて、ピッピッピッ…の早さを複雑に変えなさい。」という指示をプログラム言語で書き込むのだが、そのお手本がネットを検索しても見つからない。そうなると、近いプログラムの書き方を参考にして自分で工夫してみるのだ、いろいろとやってみるのだが、何度、検証のボタンを押しても間違いを解消できない…やっぱりオレはアホなのか?やはりプログラムを書くのは難しーのだ。

冷静になって考えるのだ!もう一度やり直し!先生できました!まだダメだ、ちゃんと考えてるのか?もう一度やり直し!ソフトは非情なスパルタ教師なのだ!もう一度!もう一度!何行もあった間違い箇所もやっと最後の一行だけになったのに…最後の一行が解消できない…???クソー!先生いい加減に勘弁してください…と嘆いても許してはくれないのだ…。あぁ、やさしい人間の先生が欲しい…。

そんな格闘を繰り返して、ええこれでどうだ!と検証のボタンを押す。

ようやく先生のOK!がもらえた(誰も褒めてくれない…)。

こんなことに何時間かかっているのだろうか?(トホホ…である。)

そして意気揚々としてモジュラーにジャックをつなげる。さて目指した感じになっているのか?

「おお、面白い感じになってるぞ!複雑な波の感じがボリュームの大きさによって音の表情が変化している…。こりゃ思った以上に面白い…。」

よし、数値を入れ替えて変化を試してみよう!

「いいね!」

というわけで調子にのって録画してみよう!2日目のアルド君だ!

「何が面白いの?」という声がきこえてくるが…。

「これでいいのだ…」

どんなコトにも「始めて」という日がアル。