Modular Synthesizer from Defines.jp on Vimeo.

コンピュータを使った音楽に目覚めてから、アナログシンセにたどり着くまでに結構な時間を費やしました。

2年ぐらい前に、海外から取り寄せた基板にコツコツとハンダをして、ルックスは自前のデザインで制作したシーケンサに久しぶりに電気を通してみました。

シーケンサとは映像を見てもらえれば分かるとおり、次々に音程を変えた信号を送り出し、ループをつくり出す機械です。音楽的なことを考えれば8とか16とかのノブが付いたものの方が理にかなっているのですが、なぜかコイツは10という単位なのです。たぶん設計者がかなりの変態的なノイズ愛好家であることがうかがえるわけです。取り寄せたときに抵抗がひとつ足りなくて、秋葉で同じ抵抗を買ったつもりだったのに何故か他とは微妙に違っていたらしく4番目のランプが暗くなっているのが、DIYチックなのであります。

さて何をしているのかと言えば、見てわかっていただけるとおりアナログの音はメンドクサイわけなのです。コンピュータのソフトを使えばもっと簡単にキレイで安定した音がつくれちゃうのですが、微妙なズレや音の図太さは群を抜いているのです。最近は、アナログの音の波形をコンピュータで見るのが趣味になっています(変態です)。映像のコンピュータの画面に波形の一部が映っていますが、倍音と呼ばれる成分を多く含んだ音に興味があるのです。例えば440kHzが胃によく響くとしましょう、そして880kHzがアタマによく効くとすると、デジタルであれば正確に胃やアタマを狙った音が出せることになります。しかし中途半端な倍音が沢山出ているとなれば、カラダ中がムズムズしてくるのではないか?というのが変態アナログ信仰の教えなのです。そんなわけで波形の画面を見ながら、全ての音域にわたって響いている音が目に見えてくると、それが快感に変わってくるというものなのです。

今回は、もう一つ課題がありまして、映像ももう少し上手くなりたい、という儚い希望がありまして、いろいろと実験したりしているわけであります。テレビがなくなって以来、コンピュータで映像を楽しむ機会が増えまして世界中の方々の素晴らしいビジュアルを目にしていると、自分でも少しは出来るようになりたいな、と思ったりするわけです。アンビエントやノイズ界の人たちにも触発されるものが沢山ありまして、オラも仲間に入れてケレ!というのが正直なところです。Defines.jpの記念すべき第一号ですのでがんばってみましたが、まだまだ課題がありますな…。

それでは少数派のキミ。沢山のボロを探してみてくれたまえ!